地下鉄で走行中ネット可能に

東京メトロと東京都営地下鉄は、地下鉄としては全国で初めて、走行中の車内でパソコンでインターネットができるよう来年３月までに一部の区間に施設を整備することになりました。

これはＫＤＤＩやインテルなどが出資する「ＵＱコミュニケーションズ」が東京メトロや都営地下鉄を運営する東京都と、このほど合意しました。それによりますと、外出先でも電波を使って高速大容量のインターネットに接続できる「ＷｉＭＡＸ」の通信機器が使えるパソコンであれば走行中の地下鉄の車内でも手軽にインターネットができるよう、来年３月までに一部の区間のホームやトンネルにアンテナなどの施設を整備するということです。その後、アンテナの整備を進め、別の私鉄などが管理している都営地下鉄の押上駅と目黒駅、それに新宿駅の周辺以外のすべての区間でインターネットが使えるようにする計画です。全国の地下鉄では、すでに福岡市営地下鉄などで携帯電話でのメールやインターネットができますが、パソコンでインターネットができるよう施設を整備するのは東京の２つの地下鉄が初めてだということです。

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仮設住宅 暮らしの工夫を紹介

東日本大震災の被災地で仮設住宅の建設が進むなか、大きな地震を相次いで経験した新潟県の大学が、仮設住宅の生活環境をよくするための工夫を紹介するホームページを作成しました。

このホームページは、新潟大学工学部の岩佐明彦准教授の研究室の学生たちが、仮設住宅に住む人たちの生活環境の改善に役立ててもらおうと作成しました。新潟県中越地震や中越沖地震の際に仮設住宅で暮らしていた人たちが行っていた工夫の実例など、およそ８０項目を写真で紹介しています。このうち、外壁が薄い仮設住宅では、夏場に室温が非常に高くなることから、外壁にネットを張って植物の葉で覆う「緑のカーテン」を作ると室温が下がってしのぎやすくなることを紹介しています。また、寒い時期には天井や壁に結露が出来て滴り落ちるため、荷物のこん包に使われる緩衝材のシートを窓や天井に貼り付けると結露が防げるなどの工夫が紹介されています。研究室の学生たちは、実際に東日本大震災の被災地を訪れて、仮設住宅に入居する人たちにホームページに掲載した内容を伝える活動を行うとともに、新しいアイデアがあればホームページに追加していきたいとしています。岩佐准教授は「ちょっとした工夫で仮設住宅での生活環境をよくできることを知ってもらいたい」と話しています。

 

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被災の市民病院 新病棟建設へ

震災で建物が使えなくなり、プレハブで診療を行っている、茨城県筑西市の市民病院は、新たな病棟を建設し、ことし秋ごろから本格的な診療再開を目指すことになりました。

筑西市の筑西市民病院は、地震で建物の柱などがロレックス シードゥエラー損傷し、応急危険度判定で危険とされ、使えなくなりました。病院では入院患者を転院させたうえで、駐車場にプレハブを建て、外来患者の診察を行っています。病院を運営する筑西市は、地域の医療の拠点として入院患者の受け入れや手術ができるようにしようと、新たに鉄骨平屋建ての手術室を備えたおよそ５０床の入院病棟を建設することを決めました。現在の５階建ての病院の建物は、３階から上の階を取り壊し、１階と２階を残すということで、筑西市はことし秋ごろから本格的な診療再開を目指すことにしています。診察を受けに来た７５歳の男性は「今のままでは手術も入院もできなくて不安です。ロレックス コピー早く元どおりになってほしい」と話していました。石川義典院長は「夜間や救急の受け入れを早く再開してほしいという声をたくさんいただいていて、１日も早く震災前の医療水準に戻したい」と話しています。

枝野官房長官、東電リストラ策めぐり「置かれている社会的状況を理解していない」

福島第1原発事故の損害賠償金をシャネル ポーチ捻出(ねんしゅつ)するためのリストラ策をめぐり、東京電力の清水社長が、社員の退職金や企業年金の削減を検討しない考えを示していることに対し、枝野官房長官は「東京電力の置かれている社会的状況を理解していない」と、強く批判した。
枝野官房長官は、「あまり東京電力の置かれている社会的状況を理解されていないなぁということを、あらためて感じました」と述べたうえで、東電のリストラ策について、「東電の内部の状況について、政府としてしっかりと把握し、それをふまえて具体的に進めていきたい」と強調した。

 

福島第1原発事故 班目委員長、原子炉格納容器破裂の可能性を菅首相の視察前に助言

菅首相が、福島第1原発事故の翌日にヘリコプターで現地を視察したことに関連して、原子力安全委員会の班目委員長は16日、グッチ 小物原発事故発生直後から原子炉格納容器の破裂の可能性を認識し、菅首相にも視察前に助言していたことを明らかにした。
原子力委員会の班目委員長は正午前、「格納容器が破裂する可能性があるということは認識してましたし、そのようなことは(菅首相に)助言していたと思います」と述べた。
これについて、菅首相も「格納容器の内圧が上がれば、損傷を来すおそれがあるとの認識はあった」と説明した。
野党は、菅首相が防護服も着ないで視察したことを指摘し、原子炉の圧力を低下させる「ベント作業」が遅れたと追及している。