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 ハイリスクな投資をし続けて、いよいルイヴィトン コピーよどうにもならなくなってしまったB子さん。どうやって抜け出せばいいのか。B子さんの相談第1回はこちら、第2回はこちらから御覧下さい。

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◆お金がなくて、夜の副業を開始

内藤さん：そのときアドバイザーだった男友達はどう助言してきたんですか？

B子さん：「オプション取引の売りをやったほうがいい」と言っていました。

内藤さん：また、そんなリスキーな……（呆）。オプションの売りというのは、失敗すると損失無限大ですよ！

B子さん：でも、さすがにそれはやりませんでした。そのころから自分の力で投資したいと思い始めたので、彼から離れたんです。そしてどうしたかというと、儲けるための丸秘テクニックが載っている、情報商材をインターネットで買うようになりました。「私のマル秘の方法を先着●名様に公開！」みたいなやつです（笑）。値段は4万～5万円ぐらいですね。PDFファイルをダウンロードして読めるものが多かったです。でも、いくら読んで勉強してもやっぱり思うように儲かりませんでした。

※オプション取引とは……あらかじめ定められた期日にあらかじめ定められた価格で金融商品を買い付ける、ブランド コピーまたは売り付ける権利を売買すること。買う権利をコール、売る権利をプットといい、ともに「売り」は大きな損失が出る可能性がある。内藤さん：今度は情報商材！いやー、失敗する個人投資家の典型のような展開になっているね。一見冷静そうに見えるのに意外。

B子さん：それで、もっと稼がなければと思ったので、今度は昼間の金融系の仕事以外に、夜の仕事もするようになりました。少しキャバクラっぽい男性用アロママッサージの仕事です。頑張ったときは、1カ月60万円くらい稼いだ時期もあります。普段でも20～30万円くらい。5～6時間ずっとマッサージしているので、肉体的にハードでした。でもきちんと技術も習得したかったので、ローンを組んでマッサージスクールの短期集中コースにも通いました。

内藤さん：マッサージの学校にも通ったの……？　すごいバイタリティーですよね。昼も夜も仕事をして、その間に先物取引もやって……。かなりタフですねえ！

◆司法書士に、自己破産を勧められる

B子さん：忙しくしているのが、とても楽しかったんですね。でも会社では精神的に追い込まれてきたせいかミスが重なってしまって。しかも、同じ時期に会社の業績が急激に悪化して、周りの社員がバタバタと辞めてブランド コピーいきました。私も体調を崩してしまって、結局2008年の秋ごろに退職したんです。そのころは消費者金融からの借金が600万円くらいあって、投資で失った額を合わせると1000万円の損失でした。

もう個人ではどうにもならないなと思って、2008年9月ぐらいに司法書士に相談に行ったんです。その司法書士さんから、自己破産のほうがいいのではとアドバイスされて、翌月に弁護士のところに足を運びました。自己破産の申し立てをしたのが2008年の暮れで、免責が確定したのが2009年の5月です。

内藤さん：それにしても20代でジェットコースターのような人生ですね。B子さんの投資は、クルマに例えるとスピードの出しすぎですよね。制限速度が時速60kmの道を時速100km、200kmというようにどんどんスピードを出してしまった。もし、ハンドル操作を誤れば大破しちゃう ルイヴィトン その他 財布のに、そのスリルが面白くて暴走。速度のリミッターが切れて感覚が分からなくなって、結局大きな事故に遭ってしまった。そんな感じですね。車の運転と違って投資は危険を実感しにくいから……。

B子さん：そうなんです。パソコンの中の数字なので、ゲームみたいな感覚になってしまったんです。後から考えると、私がやっていたのは投資ではなくただのギャンブルでしたね。大きなお金をブランド コピー動かすスリルを味わいたかったんだと思います。いつもドキドキ興奮してました。でもその一方で気持ちは不安定でしたね。今でも、当時の損がどんどん膨らんでいった時のことを思い出すだけでも気分が悪くなります。

内藤さん：昼間は堅い仕事をこなして、夜も別の仕事をして……、それにしても順応力が半端ではないですね。そのエネルギーはどこからくるんですか？

B子さん：お金が好きなんでしょうね、きっと。

内藤さん：お金を稼ぎたいのは、何か具体的な目標がある？

お金の“満腹中枢”はない

B子さん：目標は……ないですね。お金が増えていくのが楽しかったみたいです。あの当時は「セレブになりたい」とか……、本当に子どもじみた妄想ばかりしてました（笑）。でも一方で、結婚して幸せな家庭を築きたいという夢もあります。

内藤さん：お金って、“満腹中枢”がないんですよ。例えば1億円貯まったとすると、今度は2億円、その次は3億円……って、何かに使う目標がなければ、きりがない。B子さんみたいに目標がはっきりしていないと、いくらあっても達成感がないんです。

B子さんの場合、結婚して幸せな家庭を築きたいと思っているはずなのに、その理想とお金とがリンクしてない。セレブな生活と、幸せとは別の世界。もしマイホームが欲しい！って思っているのなら、将来、子どもは何人いて……というように家族構成まで具体的に想像してみましょう。現実的に考えていくと、夢とお金がリンクしないことが分かってきますよ。

お金に対する欲のコントロールの話に発展した今 ルイヴィトン その他 財布回の相談。次回は、B子さんの生活立て直し策について語ります。


B子さんプロフィール



都内在住の30歳・フリーター・独身・彼氏なし。昨年、自己破産。年収（手取り）は約200万円。家賃5万3000円のアパートで一人暮らし。再起のため、今は正社員になれる就職先を探している。

■5年後、10年後の自分は？……正社員になりたい。結婚して子どもがいるといい。
■悩み……28歳のときにFX取引などで1000万円損失を出したあと、自己破産をしました。同時期に正社員の職を失ってしまい、どう立て直したらいいのか。

▼内藤さんに相談したい人大募集中！▼結婚、出産、転職、留学、独立などなど、アラサー女子には人生の転機がいっぱい。そして、お金の悩みもいっぱい……。そんな悩みに、目先の幸せではなく、将来を見据えたマネープランと人生設計をアドバイスします。