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 「日本ダービー・G1」(30日、東京)
最後のダービーへ、来年2月で定年「ストップウォッチ」を迎える池江泰郎調教師(69)=栗東=がトゥザグローリーとリルダヴァルを2頭出し。05年ディープインパクト以来となる、2度目の頂上制覇を目指す。トゥザグロ「ルイヴィトン財布・小物」ーリーの鞍上には、地方No.1ジョッキー・戸崎圭を指名。リルダヴァルにはダービー初制覇を狙う福永が手綱を取る。名伯楽の“有終の美”は、若き2人の名手に託された。
◇  ◇
今でこそコンスタントに管理馬をダービーへ送り込んでいる池江郎師だが、軌道に乗るまで“産みの苦しみ”があったことはあまり知られていない。「僕の人生ってこんな感じだよ。騎手時代もそうだった。でっち奉公のようなところから始まって、今に至るまでコツコツとね。でも、努力した者には必ずご褒美があるから」。最後のダービーを前に、その表情は実に穏やかだった。
厩舎開業は79年の秋。10馬房からのスタートだった。念願のダービー初挑戦は8年後の87年。ヤマニンアーデン(16着)が扉を開いた。「ダービーは雲の上のような存在だった。参加できて素直にうれしかった」。だが、次のチャンスは簡単には巡ってこなかった。
「ようやくトンネルを抜けた」と振り返る2度目は何と13年後の00年。アタラクシアが見せ場たっぷりの3着に食い込んだ。「直線で馬の顔が見えたときは力が入った。あのあたりから自分のなかでダービーが基点になった」。やっと雲の上が見えた瞬間だった。
そして05年。ついに“あの馬”と出会う。「別格」と表現するディープインパクトだ。単勝1・1倍。結果は2着に5馬身差をつける圧勝劇を演じた。「巡り合えて幸せだった。獲れないで終わる人が多いなか、あの感動を味わえた」。一度味わってしまえばもう虜(とりこ)。毎年狙わずにはいられない理由がそこにはある。
元気いっぱいな池江郎師も、来年の2月で定年を迎える。今回が最後の挑戦。皐月賞終了時点では賞金面をクリアしている管理馬がダート路線のバーディバーディしかいなかったが、素質馬2頭がギリギリで出走にこぎつけた。
「トゥザグローリーはまだまだこれからの馬だが、いいものはある。馬体も絞れて良くなっている。でも、完成度という点ではリルダヴァルの方が上。骨折明けから復帰して、軌道に乗ってきた。どちらも18頭に入って、ダービーを勝つ権利を得た。私としても悔いが残らないように全力投球で頑張りたい」
人事を尽くして天命を待つが、時として競馬の神様は“粋な演出”をする。それはまじめに、コツコツ努力してきた者だけに与えられる。競馬一筋に務めてきた名伯楽に、最後のご褒美があってもいい。
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