パイオニアｖｓナビタイム、“通信対応”ポータブルナビの実力を徹底比較！

 急成長を続ける簡易ナビのPND（ポータブル・ナビゲーション・デバイス）市場に新たな動きが出てきた。通信をルイヴィトン モノグラム バッグ使ってリアルタイムの渋滞情報や最新のスポット情報を得られる「通信対応PND」勢力の台頭だ。

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この分野ではパイオニアが先行してきたが、強力なライバルが出現。ケータイ向けナビアプリを提供してきたナビタイムジャパンが新規参入したのだ。同社の企画担当者は、「初年度でPND市場の約5％に当たる5万台の販売が目標。今後要望があれば、他社へのシステム提供も検討する」と話す。既存のPNルイヴィトン デニム バッグ Dは成熟期に入り、差別化が難しくなっているため、通信機能に着目しているメーカーは多い。今後は、通信対応モデルがPND市場の主流に躍り出る可能性もある。

そこで、パイオニアの最新モデル「エアーナビ AVIC-T07」と、「CAR NAVITIME WND-01K」（試作機）を使い、目玉となる通信機能の実力をいち早く試した。また、都心から郊外、そして山梨県の河口湖まで総距離200km以上を走り、基本のナビ性能もテストした。

エアーナビ AVIC-T07（パイオニア）

実勢価格/5万3800円通信回線/ソフトバンクモバイル通信料金（月額）/105～2079円●サイズ/幅178×高さ99×奥行き35.8mm●液晶/ 5.8型●検索データ/約3600万件（住所）、約3800万件（電話番号）

料金が安く、表示も早いナビタイム

通信機能で優位に立ったのは、CAR NAVITIME。飲食店情報や駐車場の満空情報といった基本的な通信コンテンツにさほど差はないが、情報表示がエアーナビより早く、軽快に使えた。地図上には、レストランのクチコミ評価やガソリン価格などのアイコンが表示され、これらは随時最新データに自動更新される。周辺検索をしなくても情報がすぐにわかるため、使いやすかった。CAR NAVITIMEは通信モジュールを本体に内蔵しており、通信利用を前提とした設計だが、エアーナビの通信モジュールは外付けタイプで、通信契約は必須ではない。この差が使い勝手を左右した形だ。

通信料金の安さも、CAR NAVITIMEの魅力。どちらも定額制だが、CAR NAVITIMEは月525円、エアーナビは月105～2079円だ。しかもCAR NAVITIMEは、サーバー側の地図が年3回無料で更新される。最新地図でルート検索をするにはアプリのバージョンアップが必要だが、追加費用はかからない。エアーナビも最大3年間は地図更新が無料。しかし、その後は有料サービスとなる。

CAR NAVITIME　◎

エアーナビ ○

注） CAR NAVITIMEの通信料金は「WNDプラン」「誰でも割シングル（特定機器）」に加入した場合

エアーナビは2軸ジャイロ搭載で高精度

CAR NAVITIMEにも弱点はある。GPSを捕捉できないトンネル内や、一般道の上を高速道路が走るルートといった“難所”での案内精度は、エアーナビに譲った。トンネル内で分岐するルートでは、CAR NAVITIMEが自車位置を見失うことが多かったのに対し、エアーナビは比較的正確。一般道から高ルイヴィトン エピ バッグ 速道路に乗った際も、CAR NAVITIMEは一般道を案内し続けることがあった。「エアーナビは左右・上下方向の動きをセンサーで認識し、地図データにも道路の傾斜角度が収録されている」（パイオニア販売マーケティング部の根井靖雄主事）ため、案内精度はより高い。

とはいえ、CAR NAVITIMEも、今回走った難所以外では案内精度に不満を覚えることはなかった。「例えばトンネル内の分岐は、ナビアプリの改良である程度修正できる。そのため、通信を介して随時無料バージョンアップを行い、機能強化を進める」（企画担当者）という。発展途上の製品ではあるが、通信連係のうまみをより得られるのは、CAR NAVITIMEだろう。

一部でナビの案内精度が正確性を欠くなど万全ではないが、現状で選ぶなら通信機能の使い勝手が良 ルイヴィトン タイガ バッグいCAR NAVITIME（写真）が選択肢に入る。通信コンテンツの表示は比較的早く、料金も割安だ。ただ、今後は各社の参入もあり得るため、しばし待つ手もある。