１０月の街角景気、３カ月ぶり改善 円高や洪水で先行きには懸念

　内閣府が９日発財布 小物表した１０月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数が前月比０・６ポイント上昇の４５・９と３カ月ぶりに改善した。ただ、２～３カ月先の見通しを示す先行き判断指数は０・５ポイント低下の４５・９となり、４カ月連続で悪化。足元は季節商材の販売好調などで持ち直しつつあるが、円高やタイの洪水などで先行き懸念が強まっている。

　現状判断指数を構成する指数では、家計関連が気温の低下で秋物衣料の売れ行きが伸びたこロレックス：ROLEX 時計 となどから１・３ポイント上昇。企業関連も生産の回復に伴い、０・１ポイント上昇した。

　一方、先行き判断指数を構成する指数は、急激な円高やタイの洪水被害で経営環境悪化の懸念が強まっているため、企業関連が１・７ポイント、雇用関連が０・７ポイントそれぞれ低下した。

　内閣府は基調判断を「円高の影響もあり、持ち直しのテンポが緩やかになっている」として据え置いた。

　調査は全ルイヴィトン財布 ミニ ラン 国の小売業者や企業経営者らが対象で、今回は１８８３人が回答。「円高で輸入品との価格競争が激しい」（近畿・繊維工業）、「タイの洪水でデジタルカメラの入荷が遅れている」（北関東・家電量販店）といった指摘のほか、将来の増税議論などで、景気回復につながる明るい材料がない」（近畿・スーパー）など先行きに悲観的なコメントも目立った。