親失った子ども 支援で一時金

東日本大震災で親を失った子どもを受け入れている親族などを支援しようと、全国の里親でつくる団体が、子ども１人につき７万円の一時金を支給することになりました。一時金の申請は「全国里親会」電話番号０３－３４０４－２０２４のほか、各地の里親会でも受け付けています。

この一時金は、全国の里親でつくる「全国里親会」が、これまでに寄せられた寄付金を活用して支給を始めたものです。支給の対象は、今回の震災で両親を失った子どもを受け入れている親族や、両親のどちらかを失い、残された親が経済的な理由で養育できないとして子どもを預かっている親族などで、子どもが通う学校の先生や民生委員などが署名した申請書を提出すれば、子ども１人につき７万円が支給されます。厚生労働省によりますと、今回の震災で両親が亡くなったり、行方不明になったりしている子どもは、１６日までに宮城・岩手・福島の３県で合わせて２０６人に上り、ほとんどのケースで親族が引き受けています。全国里親会の清水啓司事務局長は「子どもを引き受けている親族の中には、みずからも被災して経済的に苦しい人も多く、子どもの養育には経済的な支援が重要だ。今後も寄付金を募りながら、支援を継続していきたい」と話しています。

シャネル 2010年春夏新作 キーケース ブラック A20325