【高校野球】この夏、注目の男たち（5）浦添商業・玉城大夢～豪快さと繊細を兼ね備える主砲

 ルイヴィトン ミニ ラン バッグ 沖縄県ナンバーワン打者――。
そういっても過言ではないだろう。
「来た球に反応するタイプです。意識しすぎたり、迷いがあるとダメなので……」と言いながら、ストレートにも、変化球にも難なく対応する。

１年生からクリーンアップに座り、165センチ、92キロの体型からは想像もつかない柔らかさで右左に打ち分ける。２年生ながらすでに高校通算本塁打は15本（５月末時点）とパワーも十分。それが、浦添ルイヴィトン デニム バッグ 商・玉城大夢（ひろむ）だ。

玉城はこれまでのオープンスタンスからクローズドスタンスに打ち方を変えた。そしてスタンスも以前よりも狭めにした。
「前はアウトステップしていたんですが、ステップしてもまっすぐになるようにクローズにしました。構えも大きくて突っ込んだり、待てなかったりしたんですけど、小さくすることで、割れが作りやすくなりました」
これにより、外角の変化球に対応できるようになった。５月30日に行われた商業大会１回戦の那覇商戦では、第３打席で右横手投げ投手の外角カーブをレフト前に弾き返すと、第４打席では左投手の外ルイヴィトン タイガ バッグ角低めカーブを右中間へ運ぶ二塁打。外角の変化球を苦にしなかった。

ドカベン体型から予想がつくようにポジションは捕手。２年生ながら、物怖じすることなく３年生投手を巧みにリードルイヴィトン エピ バッグ する。エースの比嘉嵐志とは読谷ボーイズ時代からバッテリーを組む仲。玉城について、比嘉はこう言う。
「中学から一緒なので投げやすいですね。それに、調子によって声のかけ方を変えてくれるんです。僕のテンションが下がっているときには、わざと怒らせるようなことを言って『何くそ』と思わせたり。計算してるんですよね」

それだけではない。商業大会準決勝の名護商工との試合ではこんなこともあった。二死満塁のピンチで相手は１番打者。玉城は先発の仲村常孝に３球続けてスライダーを要求して投手ゴロに打ち取ったが、その前にしっかりと足場をならしていた。もちろんこれは、ワンバウンドになった際に変な方向に跳ねないようにだ。体型には似合わず、細やかな部分を持ち合わせている。

中学時代、再試合になった07年の浦添商と興南の決勝戦を観て、浦添商への入学を決めた。08年以来の甲子園に出場するためには、センバツの覇者・興南を倒さなくてはならない。現在のところ、対島袋洋奨の成績は５打数１安打。広い浦添商グランドのために単打に終わったが、普通の球場なら本塁打の当たりだった。

「島袋さんはインコースのコントロールがいいので、それを仕留めきれるかで変わってくると思います。今まではそれで詰まらされたり、打たされたりしたんですが、甘くなったところを、一発で仕留めきれるかですね」

中学２年時、全国大会出場を果たしたが、大会直前に自転車で転倒してわき腹を肉離れした苦い経験がある。
「またコケると困るので、ルイヴィトン チェリー バッグ 大会前は家に閉じこもります（笑）」
“心・技・体”万全で臨む夏。
打倒・興南、そして２年ぶりの甲子園出場を決めるつもりだ。